ChatGPTブログが稼げない本当の理由|AIと選んだキーワードを、誰も検索していなかった
ChatGPTを使えば記事は量産できる。 実際に何本も書いた。なのに、アクセスも収益もほとんど動かない……
「ChatGPT ブログ 稼げない」で調べると、だいたい同じことが書いてあります。AIの文章は薄い、オリジナリティがない、E-E-A-Tが足りない。つまり文章の質が原因だ、という話です。
私は4つのブログを同時に運営していて、AIは毎日使っています。それでも成果はほとんど出ていません。
原因を数字で追いかけたら、文章の手前でした。
書く前の「何を書くか」で外していました。
結論:外していたのは文章ではなく、キーワードでした
先に結論です。
AIと一緒に選んだキーワードのうち、そもそも誰も検索していない語が、直近で3件ありました。
上位が弱く見えたのは勝てるからではありません。書く価値がないと判断されて、誰も書いていなかったからです。
文章がうまくても、誰も打っていない言葉で書いていたら、読まれる可能性はゼロです。品質の話に行く前に、ここで終わっていました。
実際に外した3件(すべて2026年8月)
上の図がその実測です。左が私がAIと決めた語、右が読者が実際に打っている語です。
- 「AI 文章 AIっぽい 直し方」→ サジェスト0件。読者は「AI」ではなく「ChatGPT」と打っていました
- 「ChatGPT 使わない方がいい」→ 返ってきたのは自分が入れた語だけ
- 「AI ライティング やめた」→ 0件
別ジャンルのブログでも、同じ月に同じことが2件ありました。片方は「怖い」で書こうとしていて、読者が打っていたのは「危険」でした。1語ずれているだけで、ゼロと数千の差になります。
共通しているのはどれも書き手が自然に使う言葉だということです。「AIっぽい」「使わない方がいい」「やめた」。全部、書く側の語彙でした。
読者は「ChatGPT」「危険」「バレる」と打っています。同じことを指していても、言葉が違います。
なぜAIはこれを見落とすのか
AIにキーワード候補を出させると、それらしい語がいくらでも並びます。私はそれを「候補が出た」と受け取っていました。
でもAIは、いまの検索窓を見ていません。
学習したテキストの中から、その話題でよく使われる言葉を組み立てて返しているだけです。その語が今この瞬間に打たれているかどうかは、AIの手元にある情報ではありません。
だから「AI 文章 AIっぽい 直し方」のような、意味は通るのに誰も打っていない語が、平気で候補として出てきます。そして私はそれを疑いませんでした。
この分担についてはAIにキーワードを選ばせてはいけないに手順としてまとめています。候補出しはAI、最終判定は自分の目です。今回はその「自分の目」を通していませんでした。
書く前に通す、3つのチェック
いま私が使っている条件です。1つでも欠けたら書きません。
- サジェストに出るか(=実際に打たれているか)
- 検索結果の1ページ目に、知恵袋・note・個人ブログが入っているか(=個人でも入り込めるか)
- その「個人」が、本当に個人か
① サジェストに出るか
検索窓に打ったときに候補が伸びるかを見ます。候補が出ないなら、その語は打たれていません。
私はここを飛ばして、いきなり検索結果だけを見ていました。上位が弱く見えて「勝てる」と判断していました。弱かったのではなく、市場が無かったんです。
② 1ページ目に個人がいるか
上位10件が企業サイトだけなら、後から入るのは難しいです。知恵袋・note・個人ブログが混じっていれば、そこは入り込める場所です。
③ その「個人」が、本当に個人か
3つ目はこの記事を書く直前に増えました。
ある語を「上位に個人が3件いる」と判断してGOを出しました。でも後からその1件を開いたら、その商品を製造・販売している会社が運営するアカウントでした。プロフィールに社名も著作権表記も書いてありました。私はドメインだけを見て、個人だと数えていました。
note・アメブロ・独自ドメインは、個人も企業も同じように使います。ドメインは名札ではありません。
上位に「個人らしきもの」がいたら、運営者のプロフィールを1枚開いて確かめる。これだけで判定が変わります。
あわせて、もう1つ分かったことがあります。上位にその商品を売っている会社が並んでいる語は、個人が勝てる場所ではありません。 企業がそこに書いているということは、その内容が企業にとって集客になるということだからです。
それでも、すぐには稼げません
正直に書いておくと、この3つを通しても、明日から収益が出るわけではありません。
私は同じ作りのブログを4サイト同時に立ち上げて、2ヶ月弱の時点で成果0件・0円でした。その実測はブログ収益化はいつから?にそのまま出しています。
キーワードを直すのは外れているものを外れなくするだけです。当たるまでの時間は別にかかります。
それでも、誰も打っていない言葉で20本書くのと、打たれている言葉で5本書くのでは、後者の方が先に進みます。
ついでに、出したネタは寝かせると腐ります
もう1つだけ。
「書ける」と判定したキーワードを33日置いてから測り直したら、8本中3本が判定を落としていました。上位の顔ぶれが入れ替わっていたからです。
つまり、チェックを通しても寝かせた時点でやり直しになります。詳しくはAIにネタを出させても書けない理由に測定つきで書いています。
判定したら、その月のうちに書く。これが実測から出た結論です。
まとめ:ChatGPTは悪くない
AIで書いたから稼げないのではありません。AIに「何を書くか」まで決めさせて、それを確かめなかったからでした。少なくとも私はそうでした。
いま書こうとしているキーワードを、検索窓に打ってみてください。
候補が伸びなければ、その記事はまだ書かないでください。10秒で終わります。
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